新型コロナウイルス感染症予防のため、マスクを着用していると、水分をとることが少なくなります。のどが渇かなくても、意識して水分補給を取るようにしましょう。
室内でも熱中症は起こります。窓を開け空気の入れ替えを行ったり、上手にエアコンを使うなど、室内の気温の上昇にも注意し、熱中症に十分気を付けましょう。
熱中症が疑われる時の応急処置
1.風通しのよい日陰や涼しい場所に避難させる。
2.衣服をゆるめて身体を楽にし、皮膚に水をかけて、うちわであおぐことで体を冷やす。冷たいタオルや氷などがあれば、太い血管のあるわきの下や首筋、足の付け根などを冷やす。
3.水分を自力で摂取できる場合は、水分・塩分を補給する。ただし、意識がないときは口からの水分補給は行わないこと。自力で水分摂取ができない場合は、症状が軽そうに見えても、速やかに医療機関を受診する。
4.意識がない場合や症状が改善しない場合は、医療機関に搬送する。 (患者をひとりにせず、必ず付き添いを付ける。)